*過去記事からの引用ですので、現在は違う制度になっているかもしれません。

司法試験というのは法務省が管轄して行われている資格試験で、司法試験に合格すると裁判官や弁護士、検察官になることができる試験です。
裁判官や検察官、弁護士になりたいという人の場合にはこの司法試験を受験して合格しなければこれらの職業に就くことができません。
司法試験の合格率は実に数パーセントを切っているというくらいとても難しい試験です。
司法試験は年に1回だけ行われていて、司法試験の1次試験というのは、外国語、教育科目、そして2次試験は短答式、論文、口述試験の3つに分けられています。
司法試験の受験資格は特に条件はありませんし、4年生の大学で必須単位を取得すれば、1次試験は免除になります。

司法試験に合格してからすぐに裁判官や検察官、弁護士になれるというわけではありません。
1年半の間に司法修習を受けなければいけません。
現在、司法試験は、新司法試験と旧司法試験の二つの試験があります。
新司法試験というのは、ロースクールを卒業する予定の人が受けるための司法試験です。
司法試験のこの二つの種類のスタイルは、平成22年まで続くといわれていますから、それまでの期間は司法試験は二つの司法試験体制で行われることになるでしょう。