カバードワラントというのは、金融機関などがすでに発行している株を売買する権利を証券化したものです。

株式以外に日経平均やTOPIXなどの株価指数や、米ドルなどの為替を売買する権利を商品にしたカバードワラントもあります。

カバードワラントの値動きは株価に連動しますが、株価よりも数倍値動きが激しくなります。

取引は数千円からの少額で出来ます。

 
株価が上がったときに利益が出るコール型と、株価が下がったときに利益が出るプット型があります。

リスクは大きいですが限定的で、マイナスになることはありません。

株の取引終了後でも、カバードワラントは取引が可能で、23時頃まで取引できる証券会社が多いです。

満期日が決まっているので、満期日以降に株価が上昇することがわかっていても満期日には売却しなければなりません。

カバードワラントの中でも有名なeワラントはゴールドマン・サックス・インターナショナルが発行するカバードワラントで、株式を直接買うよりも少額で取引ができ、国内、海外のインデックスなどにも投資が可能です。

株式を直接買うよりもハイリターンの可能性もありますが、リスクも高いので、リスクを取れない投資家には向かないでしょう。