バリュー株というのは本来の価値から見て割安な株のことです。

割安なので、そのまま割安株と言われることもあるようです。

業績や将来性が高いにも関わらず、その価値が市場に見過ごされてしまっている株です。

 
株本来の価値を見積もるのは、原則として収益性、資産性、成長性などから分析して見出しますが、そうやって見積もった本来の価値から見て割安になっている株はバリュー株と判断できます。

そんな株に投資して、その株が本来の価値に見合った株価になることにより利益を得る株式投資を「バリュー投資」と言います。

バリュー投資は、最初から市場から放置されていて、かつ業績が良い企業なので日経平均に左右されることはなく、また暴落するリスクも少なくなります。

そんな株は、いつ注目を浴びて適正な株価に上がるのかは予測できませんが、バリュー投資ということが知られてきている現在では短期間で適正価格になる銘柄も多いようです。

バリュー株を見つけることは決して簡単ではないようですが、会社の現在の価値や将来の収益力を分析する知識と能力が必要になってきます。

バリュー株を投資対象にした投資信託「大和住銀日本バリュー株ファンド」という商品も出ています。