危険物取扱者試験には二種類の試験があります。
まず一つ目の危険物取扱者試験は、乙種危険物取扱者試験です。
乙種危険物取扱者試験を受験して合格すれば、危険物取扱者の免許を貰うことができます。
危険物取扱者試験の受験資格は特にありませんし、自分が住んでいる場所で試験を受けなければならないこともなくて、どこの都道府県でも受験可能です。
危険物取扱者試験の試験科目は、危険物にかかわる法令、物理学の関する化学危険物の性質や火災予防消火の方法、この三つの科目から危険物取扱者試験は成り立っています。
試験物取扱者試験は筆記試験で選択式の試験ですから記述は一切ありません。

もう一種類の試験は甲種危険物取扱者試験です。
これは、受験資格は短大、大学以上で専門の学科などを勉強して修了している人か、乙種の危険物取扱者免許を持ってから2年以上の実務経験がある人という受験資格があります。
甲種危険物取扱者試験の試験科目も乙種の科目と同じですが、試験の難易度が少し難しいようです。
しかし試験の内容は毎年よく似ているようですから的をしぼって勉強をすれば合格も早いといわれています。
試験の時間は2時間半になっています。