衛生管理者試験というのは正式名称「食品衛生管理者試験」と呼ばれている試験です。
食品衛生管理者試験は、食品の衛生管理などをするにあたっての能力を持っているのか確認するための資格試験です。
この衛生管理者試験は、国家試験ではなくて、任用試験になっています。

衛生管理者試験は、たとえば、加工食品を製造しているところや添加物を製造しているところには、施設ごとに食品衛生管理試験に合格した食品衛生管理者を配置することが決められています。
衛生管理者試験を受ける場合には受験資格がありますが、該当しない人は、高卒以上で、食品衛生管理者をおくと決められた製造会社などに勤め、3年以上経って講習会を受け、修了した人なら受けることができます。

食品衛生管理者試験は、一般共通科目と専門科目から試験が行われています。
一般共通科目の方は、公衆衛生概論や食品衛生法、食品衛生学、食品添加物の基礎規格から成り立っています。
食品衛生管理者試験の専門科目は添加物関係科目からなっています。

食品衛生管理者試験を受ける人は多く、飲食店などでも資格を持っている人がいることが義務付けられている場合もありますから、工場以外でも飲食店からの受験者も多いようです。